ごあいさつ
はじめまして。キイロノトリと申します。
数あるレシピブログの中から、貴重な一歩を踏んでいただきありがとうございます。
【食べるのも作るのも、たまに億劫。でもやっぱり、私たちを大切にしたい】
そんな等身大の気持ちをコンセプトに、ゆるい「PFCバランス」をテーマにした家庭料理のレシピを発信しています。
「ちゃんとしなきゃ」に追われたあとに見つけたもの
子供の頃から姉は料理上手で、私にとって料理は縁遠くも、どこか憧れのある家事でした。親が忙しい日も、姉と一緒にご飯を食べる日々。一人暮らしをはじめると、ひとりでご飯を食べることの味気なさを強く感じるようになりました。ひとりで食べること、自分のためにご飯を作ることに、やる気なんてまったく起こらず、気づけば冷蔵庫には、お酒と調味料だけ、なんて日もよくありました。
そんな私が料理を始めたきっかけは、「ごはん会しよ」という友人との気軽な約束でした。みんなで食べるために、それぞれ一品を作ったり、みんなでご飯を食べる空間が心地よくて、料理が少しずつ、自分の生活に馴染んできました。
自分のためにはテキトーなのに
誰かに食べてもらうとなると、楽しませたくなってしまう。
それは、むかしも今も変わりません。
就職して働くようになり、慣れない仕事が忙しく、帰宅が遅くなる日々。
それでも家族に「ちゃんと作ってあげたい」という気持ちは強くて、平日はスーパーの開いている時間に帰れず、たった1日の休日に買いだめをして、料理と家事をこなして、家事も仕事も慣れないこと続きの中、うまくできない自分に、どんどん責める気持ちが募っていきました。
「ちゃんとしなきゃ」「でも、今は無理」そんなループに、正直つらさを感じていた時期もあります。
そんなとき、ふと知った「PFCバランス」という考え方。たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを考えるこの理論に、つよい納得感がありました。でも、ネットを調べても出てくるのは、フィットネス向けの単品メニューや鶏むね中心の献立ばかり。
日々の家庭の食卓としては取り入れにくく、「この考え方、もっと身近にあっていいのに」と感じていました。
毎日、完璧な献立じゃなくていい。
一日じゃなく、一週間で整えばそれでいい。
私は、家庭の食卓に並ぶ料理を作るために、PFCの数字を完璧に追いかける必要はないし、細かい栄養計算をする必要はないと考えています。このブログで伝えたいのは、数字と感覚の両方で、ゆるやかに整える暮らしのヒント。
大切な誰かのために料理を作っている人へ
家族、恋人、自分自身──
“ちゃんと”にしばられがちな気持ちを、少しほぐせるようにいいなと思って、レシピを届けています。
私自身も、仕事と家事に追われる日々の中で、
「ちゃんと作ってあげたい」
「でも、時間も体力も気持ちも、限られてる」
そんな葛藤や自己嫌悪を、何度も抱いてきました。
だからこそ、このブログでは、
料理をがんばる人の気持ちに少しでも寄り添えるようなレシピを届けていきたいと考えています。
レシピづくりでは、次のようなことを大切にしています
- 少しでも洗い物が減ること
- コンロにつきっきりにならなくていいこと
- 気分に合わせてアレンジできる“余白”があること
ほんの少しの工夫があるだけで、少しでも“軽く・たのしく・現実的に”感じられるように。
忙しい日々の中で、料理が「義務」になってしまわないように。
そんな願いをこめて、このブログでは、「がんばりすぎない健康」と、「暮らしに寄り添う、ゆるやかなPFCレシピ」をお届けしています。あなたの台所にも、すこしでも届きますように。
食材別・調理法別・悩み別でレシピが探せます。
どんなレシピを探せるの?
食材別・調理法・悩み別など、あなたの“今”に寄り添うヒントをまとめています。
気軽にレシピ検索してみてくださいね。
「PFCバランスって何?」と思った方へ
家庭料理に活かせる、やさしいPFCの考え方をまとめています。
はじめての方も、数字が苦手な方も、ぜひのぞいてみてください。
自分に必要なたんぱく質・脂質・炭水化物の量を計算できるようになります。
▶︎ PFCバランスの読み物はこちら